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E-キット シュウ酸
用手法キット [スタンダード含 ]
製品情報
カテゴリ | その他 |
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製品番号 | E2100 |
製品名 | E-キット シュウ酸 |
製品名 | Enzytec Oxalic Acid |
包装単位 | 10回 測定用 |
測定法 | 比色法 |
測定波長 | 590nm |
保存方法 | 要2~8℃保存 |
製品価格と納期目安について
希望小売価格 | 無料会員登録が必要です |
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在庫状況 | お取り寄せができます |
備考 | 通常納期は受注後3~ 4週間 |
お見積り
技術資料
テクニカル情報
はじめに
ビール、ワイン、蜂蜜、チョコレート、ココア、スイートポテト、紅茶、ダイオウ、ホウレン草などの食品中のシュウ酸を測定。
分析物
シュウ酸は自然界で極めて多くの植物に存在します。シュウ酸は体内でつくることが不可能な栄養物に結合するため、数週間にわたりシュウ酸を含む多量の食品摂取はカルシウム不足という形で現れます。高レベルのシュウ酸は腎石(最も一般的な腎臓結石はカルシウム シュウ酸で構成されています)を形成します。ミツバチはシュウ酸を体に吹き付け、寄生虫やダニから身を守っています。
測定原理
MBTH;3-メチル-2ベンゾチアゾリノンヒドラゾン
DMAB;3-ジメチルアミノ安息酸
POD;ペルオキシダーゼ
特異性
この方法はシュウ酸に対し特異的です。
装置条件
波長:590 nm
測定方法:
エンドポイント法(酵素反応前と反応後の吸光度を測定し、引き算して吸光度変化量から算出します)
光路長:
1.00cm(ガラスまたはプラスティック・キュベット)
>温度:37℃
終量(反応液量):2.3ml
測定対照:水
特徴
- 測定範囲:
ΔA=0.1~1.400(A)6.7~90mg/L(試料100μLで測定する場合) - 感度および検出限界:
ΔA=0.020、検出限界最小値は試料100μLでの測定で1.5mg/L - 直線性:90mg/Lまで
- 正確性:CV<5%
キット内容
ビン1 (×1本):
試薬1(20mL)。バッファー20mmol/L、pH約3.1、MBTH(0.2mmol/L)、DMAB(0.9 mmol/L)、活性化剤、安定化剤を含む溶液で、そのまま使用します。
ビン2 (×1本):
試薬2(冷凍乾燥粉末)。シュウ酸オキシダーゼ(2KU/L)、POD(1000U/L)を含みます。内容物に2mlの蒸留水を加えて穏やかに混合・溶解します。
ビン3 (×1本):
標準液(5mL)。シュウ酸(45mg/L)を含む溶液で、そのまま使用できます。
キャリブレーションカーブ作成のための補助的試薬
自動分析装置での測定など、キャリブレーション・カーブの作成の際にはシュウ酸溶液を段階的に希釈したものをご使用ください。
試料調製の一般的情報
- 無色、透明で中性の液体試料を、測定範囲の濃度に希釈します。
- 濁りのある試料は、ろ過もしくは遠心分離により透明な試料を調製してください。
- 炭酸ガス等を含む試料は脱ガス操作を行ってください。
- 試料によってはpHを調節してください。
- 強く着色している試料は、希釈せずPVPP(ポリビニルポリピロリドン)を混和後数分放置してから、ろ過処理してください。
- 固型あるいは半固型(ペースト状)の試料については、ホモジェナイズして水を加えて抽出または溶解、必要ならば加熱して抽出を行います。
- 試料ににごりがある場合は、遠心、フィルターろ過、もしくはその両方を行ってください。
- タンパク質を含む試料は、トリクロロ酢酸で脱タンパク処理してください。
- 脂肪を含む試料の場合は、ホモジェナイズして熱湯で抽出を行います。冷却して脂肪を分離し、除去します。
参考文献
- Textbook of Clinical Chemistry, Ed. by N.W.TIETZ, W. B. SAUNDERS. CO, Philadelphia (1999)
- Methods of Enzymatic Analysis, Ed. by H.U.BERGMEYER, 2nd ed., ACAD. PRESS INC, New York (1974)
- KOHLBECKER, G., et al., J.CLIN.CHEM.CLIN.BIOCHEM., 17 309 (1979)
- M.G. Li et al., CLIN.CHEM., 35 2330 (1989)
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製品番号 | 製品名 | 希望価格 | 代理店価格 |
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